忙しい脳ミソ

 

運動している時

デスクワークや勉強している時

何もしていない時

 

この3つの中で、脳が最も忙しく働いているのはいつでしょうか、という問いかけをある本で読んだことがある。

 

正解は、何もしていない時、だそうだ。

私もそう思う。

 

私は、脳が休んでいることがない。

何も考えていない時というのが思い当たらない。

何か1つ解決して、考えることがなくなると、その頭の中のスペースに、また何か考えることをねじ込み、こねくり回す。

 

そしてそれが、考えてもどうしようもないことであることが非常に多い。

 

実はつい先日、けっこう辛いことが起こった。

数日間そのことばかり考えていた。

そして今は、結果待ちというか相手の出方次第というか、とにかく自分には何もできない状況だ。

 

なのに、頭の中にはいつもその問題があって、ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと、考えたところで何ともしようがないことばかり考えてしまうのだ。

 

そして最悪の場合を想像し、気分が落ち込む。

 

考えても仕方ないなら考えなければいいじゃないか。最悪の結果が返ってくるとしても、それは相手が決めることで自分には関係ないし、それまでは気分よく過ごしたらいいじゃないか。

 

それは、頭では分かっている。

でもどうしようもないのが、この私の忙しい脳ミソなのだ。

 

たまにあれこれ考えていると、妙案が浮かぶこともある。また、ああなったらこうしようというもしもストーリーがやたらと豊富になるので、用意周到になれるのは良いところと言えなくもない。

 

しかし、正直「何とかなるさ」と楽観的に考えられる人がうらやましい。

頭をスパッと切り替えて、楽しいことは心の底から楽しめる人間になりたい。

 

少しずつでも、そういう思考のトレーニングをしていきたいと思っている。